自分を縛っているのは自分
先日、新宿のゴールデン街で飲む機会があった。
もともと飲みに来る客が”濃い”方が多いのは知っていたのだが、その日飲みに訪れた際も色んなバックグランドを持った方をお話する機会が持てた。
その中でも、とりわけ記憶に残っている方を備忘録がてら書いておこう。その方は定職に付かず定住もしていないつまりホームレスだった。
普段の生活は公園や、図書館等公共の場におり、お金を稼ぐときは道端でパフォーマンスをするのだそうだ。(その日はパフォーマンスでなんと1日で2万円稼いだそう!)
パフォーマンスといっても、捨ててあったタンバリンを足につけタップダンスをするというシンプルなものらしい。
そんな彼から色々話す中2つのことを学んだ。
①人間何かに迷っている内は、人生に余裕があるということ。
⇒ほんとに追い込まれたら人間は迷いとかなくなって、なんでも出来るようになるとのこと。人間の生存本能はすごいね。これは仕事でも言えることで、職場の環境がストイックだがやめられない環境に身を置くことで一皮剥けて大きく成長することは多い。
②人間はどんな環境にでも一旦身を置くと、最初は辛いがいずれ適応することが出来る。
⇒①にも通じるが、この環境しかないと思えばそれがどんな環境でも生きるために適応することが出来るんだよね。
①②から言えることは、何かしたいことがあって選択を迷っている人は、その選択肢がリスクであっても試してみるとこが最善ということ。選択した結果がどうなっても、人間はその環境に適応することが出来るのだから。
まあそれに見合うリターンがある場合に限るけどね。